手指の外傷として頻繁にみられるのは、球技における「突き指」ですが、使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)も障害として起こることがあります。また手首では、転倒時に手をつくことで起こる橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ:コレス骨折・スミス骨折など)がよくみられます。
手・指
手・指

手指の外傷として頻繁にみられるのは、球技における「突き指」ですが、使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)も障害として起こることがあります。また手首では、転倒時に手をつくことで起こる橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ:コレス骨折・スミス骨折など)がよくみられます。
「突き指」は指が固いものにぶつかって、指先に大きな力が加わることで起こる指外傷の総称として、一般的に広く知られています。受傷した指には痛みや腫れ、動かしにくさなどが伴いますが、放っておけばじきに治ると軽く考えられがちです。しかし「突き指」には、挫傷や捻挫などの軽度の外傷以外に、骨折や脱臼、腱や靭帯の損傷など重度の損傷も含まれ、中にはすぐに手術が必要なこともあります。早期に正しく診断されないと、適切な治療の時期を逃してしまうこともありますので、「突き指」を軽視せず、整形外科で正しい診断と適切な治療を受けることをおすすめします。
腱鞘炎は、手の使いすぎによって指や手首の関節などに痛みが生じる疾患です。手首の母指(親指)側にある腱鞘(けんしょう)と、その部分を通過する腱の間で摩擦が起こり、手首の母指側が痛んだり、腫れたりします。安静にして手を使わなければ腫れは引きますが、使い続けると腫れや痛みが強くなります。腱鞘炎によって腱鞘が狭くなったり、腱が腫れたりすると、曲げた指を伸ばそうとした時にカクンとばねのように跳ねることがあります。この症状を「ばね指」と呼びます。腱鞘炎はテニスやゴルフなど、手指を多く使うスポーツでよくみられます。
指を曲げる腱と腱鞘に炎症が起こり、腱の動きがスムーズでなくなることで発症します。指を曲げ伸ばしする際に引っかかりや「カクン」と跳ねるような動きがみられるのが特徴です。朝方に症状が強く出ることが多く、進行すると指が伸びなくなることもあります。
手首付近で正中神経が圧迫されることで起こり、親指から中指にかけてのしびれや痛み、感覚の鈍さが現れます。進行すると指の細かい動きがしづらくなり、物を落としやすくなることもあります。夜間や明け方に症状が強くなるのが特徴です。
指を動かす腱と腱鞘に炎症が起こる状態で、使いすぎや繰り返し動作が主な原因です。指の痛みや動かしにくさ、腫れなどがみられ、進行するとばね指へ移行することもあります。
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